ダンパーとは

ダンパーの概要と仕様についてご説明します。

その他のダンパーご案内

気密ダンパー

中性能以下では、寒冷地の冷気や空調された空気を遮断する省エネ用・騒音や臭気を遮断する環境用に使用し、高性能は、病院・動物舎の隔離用に使用されます。
(1) 気密性能の基準値は官公庁等でも現在ありません。その性能はメーカーカタログ又は、メーカーに性能値を求める以外ありません。
(2) 構造は、ダンパー内部のみを気密にする内部気密とダンパーの外部との気密を考慮した外部気密とがあり、メーカーによりますが、通常、高性能は内外部とも気密で、中性能以下では内部のみの気密が多いようです。

防食ダンパー

ビル建築で考えられる腐食性空気からダンパーを守るための防食対策ダンパーです。
(1) ビル建築の腐食性空気とは、外気からの塩害、塵埃、ほこり、自動車の排ガス、雨天時の高湿外気そして建物内部で発生の塵埃、ほこり、タバコの煙、厨房の油脂、清掃用の塩素系洗剤、浴室の高湿空気及び地下駐車場の排気ガス等があります。
(2) ダンパーには、軸受け、可動羽根、連結金具やストッパー等の突起物があり、ダクトより腐食条件は劣悪で、ダクトと同寿命とするには、腐食性空気の状況に応じてその対策を考慮する必要があります。
(3)

錆が発生するとまず、軸受け部や連結金具等の回転部が侵され、次に羽根となります。ケースやフランジはダクトと同じ材質としても、ダンパーとしての機能維持を保つのに最も重要なのは摺動(しゅうどう)部品だといえます。
又、温度ヒューズについては6ヶ月に1回の確認が必要とされています。

耐圧ダンパー

低圧ダクト仕様を超える仕様のダンパーで、ダクト内の圧力区分に対応したダンパーです。
(1)

ダクト内の圧力は送風機により決まります。又、圧力の区分は国土交通省の仕様書で定められています。
「ダクトの圧力区分は通常、運転時におけるダクト内圧(常用圧力:単位Pa)」で示します。

低圧ダクト 正圧:+500以下 負圧:-500以内
高圧1ダクト 正圧:+500~+1000以下 負圧:-500~-1000以内
高圧2ダクト 正圧:+1000~+2500以下 負圧:-1000~-2500以内
(2) ダンパーには、軸受け、可動羽根、連結金具やストッパー等の突起物があり、ダクトより腐食条件は劣悪で、ダクトと同寿命とするには、腐食性空気の状況に応じてその対策を考慮する必要があります。
(3)

通常、ダンパーは低圧ダクト仕様で製造しており、高圧1・高圧2仕様のダンパー構造はメーカーごとに異なります。尚、ダンパーの羽根は上流下流の乱流・偏流・脈流に、注意を要する構造になっています。

差圧ダンパー

バロメトリックダンパーとも呼ばれ手術室やクリンルーム等に設置し室内を+圧にして圧力の高い分だけ室外に排出し、外圧が加わると閉鎖して室内を常にクリーンに保つ差圧ダンパーです。

VAV

可変風量装置(吹き出し温度を変えず空気量をかえる)と呼ばれ、使用目的に応じて風量を自動的に調整するもので内部には風量を常時測定するセンサーと最適風量を設定するIC回路が入っています。

CAV

定風量装置(送風量を一定にし送風温度をかえる)と呼ばれ、予め設定された風量を保持するもの。内部はVAVとほぼ同じであるが風量を一定に保つようになっています。

角円式ダンパー

角形ダンパーの出入口に円形FGを取り付け、大口径の円形用としたものです。
通常、円形ダンパーは単翼羽根です。大口径のダンパーを単翼にした場合強度上問題があり、複翼の角ダンパーを改造したものです。