図解でダンパー類についてご説明いたします。製品名をクリックする事で詳細説明をご確認いただけます。
FD(防火ダンパー)の温度ヒューズを280℃にした防火ダンパーで排煙ダクトの区画貫通部に使用される。 排煙ダクトを280℃で閉鎖し、火災による他階への延焼防止と排煙機を守るために設置される。FDと識別できるように検査口には280℃の表示マークを貼付している。
排煙口と同じ目的のダンパーで、天井内設置の隠蔽形ダンパー。
天井又は壁に取り付け、火災発生により煙が出た場合、手動開放装置の操作で羽根を開け、排煙機を廻し、煙を排出するもので、人が火災室から避難を安全に行う為の機器。
消化ガス放出時、室内の圧力上昇による壁や窓等を破壊することを防止する為、バランスウエイト(調整重り)による設定された圧力値以上で開放するように調整されていて、 消化ガスを有効に排出する機能を備えたもの。RD(差圧ダンパー)とはその目的から基本構造・機能が違う為、弊社では形式をREDとして、差圧(RD)と分けている。
法律(建築基準法・消防法等)でダクトに取り付けることが規定されているガス圧式ダンパーは、建物内の防護区画を貫通する冷暖房用のダクトの貫通部に取り付けて、 火災時に区画を全て閉鎖して消化ガスを放出しガス圧で可動羽根を閉鎖させるダンパー。PFDについては、日本防排煙工業会(NBK)の適合品で ダンパーには適合マークを貼付している。設置場所によりPDとPFDに分けられる。
法律(建築基準法・告示等)でダクトに取り付けることが規定されているFDと同じ建物内の防火区画を貫通するダクトの貫通部に取り付ける。 設置場所によりSDとSFDに分けられる。SFDは日本防排煙工業会(NBK)の適合品でダンパーには適合マークを貼付している。
ダクトの切替用に使用されるダンパーで、駆動部(モーター等)装着が1セットで行える。VE、省エネ、気流分配用に使用される。
ダンパーの羽根開度をモーターで遠隔調整し必要な風量にしたり、閉鎖するダンパー。
気流で羽根を開放させ逆気流時又は気流の流れが無くなった場合、羽根の自重で閉鎖するダンパー。
法律(建築基準法・消防法等)でダクトに取り付けることが規定されている。 建物内の防火区画を貫通する冷暖房用のダクトの貫通部に取り付けて、火災によるダクト内の温度が上昇すると温度ヒューズ(公称72℃)が溶断して羽根が閉鎖するダンパー。 FDは日本防排煙工業会(NBK)の適合品でダンパーには適合マークを貼付している。
ダンパーの羽根開度を手動でウォームギヤ又はレバーを使用して、調整し必要な風量にするダンパー。